出面管理アプリ5選の比較表
最初に決めたいのは、誰が入力するかです。本人が報告する会社と、職長が班員分をまとめる会社では、使いやすい画面が違います。入力方法と、月末に必要な集計表をセットで比べましょう。
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| サービス | 向いている使い方 | 入力・集計の特徴 | 料金の目安(税抜) |
|---|---|---|---|
| ゲンリー | LINEで報告を集め、日報・勤怠をまとめたい | LINEで日報・出退勤を記録。出勤簿をExcel・CSV・PDFで出力 | ライト:月払い4,800円/年払い48,000円。管理者2名まで、職人・協力会社登録数は無制限 |
| サクミル | 案件別の人工を原価管理につなげたい | 日報の出面情報を集計し、人工から労務費へ反映 | 20アカウントで通常月19,800円。導入価格月9,800円には期間条件あり |
| 日報365 | 職長の入力から元請提出・応援証明までまとめたい | 出面と工数を別々に入力。帳票の集計条件を指定できる | 要問い合わせ。手配・ファイル共有などは有償オプション |
| クラウド出面管理DMEN | 現場の入退場をQRコードで集めたい | QRコードを読み入退場を記録。基本データをCSVで取得 | 基本利用・基本データのCSV取得は無料。帳票作成・レポートは別途有償 |
| 勤CON管 | 工事別の作業時間と勤怠を管理したい | 工事を選んで出退勤を入力。現場移動や承認にも対応 | 要見積り。契約人数・機能はプランごとに確認 |
2026年10月19日に公式情報を確認。ゲンリーの年払いは月換算4,000円です。サクミルの導入価格は、無料トライアル開始日から12ヶ月後の月末まで。以後は通常料金となり、21アカウント目から月1,000円/アカウントが加算されます。個別契約がある場合はその条件を確認してください。
出面・人工・勤怠は、何が違う?
出面管理では、現場ごとに誰が働いたかを把握します。人工は、作業に投入した人数と日数などをもとに、労務量を表す単位です。勤怠管理では、従業員の始業・終業や休憩などを記録します。
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| 記録 | 例 | 主な使い道 |
|---|---|---|
| 出面 | A現場に山田さんが従事 | 現場別・人別の稼働確認 |
| 人工 | A現場で0.5人工 | 工事の労務量・原価・請求の確認 |
| 勤怠 | 8時始業、17時終業、休憩60分 | 従業員の労働時間の把握 |
「1人工」と書くだけでは、その人が何時から何時まで働いたかは分かりません。厚生労働省のガイドラインでも、労働日ごとの始業・終業時刻の確認と記録が示されています。人工集計を導入しても、労働時間の記録は別に確保しましょう。
各サービスの特徴と、向いている会社
ゲンリー|LINEでの日報提出を、事務の集計までつなぐ
現場の連絡にLINEを使っている会社なら、ゲンリーを候補にできます。職人はLINEから日報や出退勤を報告し、管理者は出勤簿を出力できます。本人が入力できない日は代理提出も可能です。
強みは、報告する入口をLINEにそろえられること。人工の端数処理や、協力会社ごとの締め方は会社によって異なります。無料トライアルで自社の出面表と照合し、必要な集計ができるか確かめましょう。
サクミル|日報の人工を、案件別の原価に反映
サクミルは、日報に記録した出面を案件単位で集計し、人工から労務費へ反映できます。出面だけでなく、見積・原価・請求も同じサービスにまとめたい会社に向く構成です。導入時と通常時の月額を分けて予算を立てましょう。
日報365|職長の報告と、応援・元請向け帳票をまとめる
日報365は、専門工事業向けの日報・出面システムです。出面と工数を独立して入力でき、現場別・元請別・作業員別などの集計にも対応します。作業日報や応援証明書への手書きサインも扱えます。
職長が報告をまとめる会社や、提出先ごとに帳票が必要な会社で比較したい製品です。作業員・車両・資機材の手配などは有償オプションのため、必要な範囲で見積りを取りましょう。
クラウド出面管理DMEN|QRコードで入退場を記録
DMENは、現場用のQRコードをスマホで読み、入退場を記録する仕組みです。基本利用と基本データのCSV取得は無料。入退場の記録を集計し、CSVで取り出したい会社の候補になります。
Androidアプリに加え、ブラウザ版も案内されています。自社で使うスマホの動作と、必要な帳票を出すまでの作業を確認しましょう。個別の帳票作成やレポートは有償です。
勤CON管|工事ごとの時間と、勤怠承認を管理
勤CON管は、工事を選んで出退勤を入力する建設・工事業向けのサービスです。同日の現場移動、残業・休暇の申請、承認などを扱います。工事別の工数と従業員の勤怠をあわせて確認したい会社に向いています。
選ぶ前に確認したい3つのこと
1. 職人本人と職長、どちらが入力するか
各自が入力するなら、普段のスマホで迷わず報告できるかを確認します。職長が班員分を入力するなら、同じ現場・作業内容を何度も打ち直さずに済むかが重要です。協力会社の人にも入力してもらう場合は、登録方法と閲覧権限も試します。
2. 半日・応援・現場移動をどう集計するか
午前と午後で現場が違う日、応援を受けた日など、いつも迷う例を一つ用意します。実際の勤務時間を残したうえで、自社や契約先の人工換算ルールを当てはめられるか確認してください。
3. 集計表を誰に渡すか
経理へ渡す一覧と、元請へ出す日報では必要な項目が違います。現行の帳票を見ながら、現場別・個人別・協力会社別のどの出力が必要かを決めると、導入後の作り直しを減らせます。
無料体験では「月末の照合」まで試す
入力ができただけで決めず、集計表が実務で使えるかまで確かめましょう。まずは一つの現場と少人数で、次の順番を試すと違いが分かります。
- 通常勤務・半日作業・現場移動の3パターンを入力する
- 入力漏れや訂正を管理者が確認する
- 現場別と人別に出力し、今の出面表と照合する
- 協力会社への確認や請求チェックに必要な項目があるかを見る
ゲンリーは全プランに2ヶ月の無料トライアルがあります。日報をLINEから出す人と、事務所で集計する人の両方で試すと、自社に合うか判断しやすくなります。
出面管理アプリのよくある質問
Q.無料のサービスでも出面管理はできますか?
DMENは基本利用と基本データのCSV取得が無料です。必要な帳票の作成や、社内での加工にどれだけ手間が残るかも含めて比べましょう。有料サービスの無料トライアルとは分けて考えてください。
Q.出面表があれば、勤怠管理も完了しますか?
人工や稼働日の一覧だけでは、始業・終業などの確認ができません。従業員の労働時間を把握する記録と、原価・請求のための人工集計を、それぞれ用意します。
Q.給与計算ソフトへそのまま連携できますか?
製品と給与ソフトの組み合わせによります。CSVが出せても、項目名や社員番号の調整が必要な場合があります。ゲンリーはExcel・CSV・PDFで出勤簿を出力できますが、特定の給与ソフトへの自動連携は個別に確認してください。
LINEでの報告を生かすなら、ゲンリーを試す
出面管理は、入力する人と集計する人の両方が使えて初めて続きます。LINEでの報告を起点に、日報や出勤簿をまとめたい会社にはゲンリーが候補です。今使っている出面表を用意し、2ヶ月の無料トライアルで入力から月末確認まで試してみてください。








