建設会社で比較したい勤怠管理アプリ5選
スマホで打刻できる製品でも、現場別の集計や日報との連動は同じではありません。まず、今困っている作業に近い製品を2つほど選び、操作と出力を比べましょう。
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| サービス | 得意な使い方 | 現場での記録 | 料金の目安(税抜) |
|---|---|---|---|
| ゲンリー | LINEで日報と出退勤を報告 | LINEから出退勤を記録。出勤簿をExcel・CSV・PDFで出力 | ライト:月払い4,800円/年払い48,000円。管理者2名、職人・協力会社登録数は無制限 |
| KING OF TIME | 勤怠・人事労務・給与をまとめる | ブラウザからの位置情報付き打刻などに対応 | 月300円/利用者。専用打刻機器などは別途確認 |
| ジョブカン勤怠管理 | 出勤・シフト・休暇など必要な機能を選ぶ | モバイルGPS、ICカードなど複数の打刻方法 | 有料は月200〜500円/登録ユーザー。最低月2,000円 |
| タッチオンタイム | スマホと事務所の端末を使い分ける | スマホブラウザで位置情報付き打刻。打刻場所の選択も可能 | 月300円/人。システム初期費用0円、打刻端末は別途 |
| 勤CON管 | 工事別の時間と申請・承認を管理 | 工事を選んで入力。同日の現場移動にも対応 | 要見積り。最低人数はプランにより異なる |
5サービスの特徴と選ぶ理由
ゲンリー|LINEで出退勤と日報を報告したい会社に
ゲンリーでは、普段のLINEから出退勤を記録できます。日報の提出にも対応し、管理者は集計した出勤簿を出力できます。現場での操作をLINEにそろえたい会社に合う選択肢です。
一方、複雑な休暇・承認ルールや給与ソフトとの連携が必須なら、対応を先に確認しましょう。GPS位置記録を使いたい場合も、対象プランと記録のタイミングを申し込み前に確かめてください。
KING OF TIME|勤怠から人事労務・給与までまとめたい会社に
KING OF TIMEは、月300円/利用者で勤怠管理に加え、同シリーズの人事労務・給与などを利用できます。スマホのブラウザから位置情報を伴う打刻ができ、直行直帰にも使えます。
給与計算もあわせて見直す会社で比較したい製品です。専用機器や電子契約などは別途費用の確認が必要。建設現場の作業日報をどう残すかは、勤怠とあわせて検討しましょう。
ジョブカン勤怠管理|必要な管理機能を組み合わせたい会社に
出勤管理・シフト管理・休暇や申請の管理・工数管理から、使う機能を選べます。モバイルGPS打刻のほか、外部サービスとの連携によるLINE・Slack打刻も案内されています。連携の設定や利用条件も確認しましょう。
有料プランは登録ユーザー数が課金対象です。機能を増やすと単価も変わるため、将来使う機能まで含めて見積もりましょう。工数管理の単独利用はできません。
タッチオンタイム|現場と事務所で打刻方法を分けたい会社に
タッチオンタイムは、月300円/人で機能制限のない料金体系です。現場ではスマホ、事務所では専用端末といった使い分けができます。スマホはブラウザから打刻でき、専用アプリのインストールは不要です。
打刻時に場所を選び、拠点別に時間を集計する機能もあります。現場を拠点として登録する方法や、複数現場を移動する日の入力を確認しましょう。専用端末の購入費は月額利用料と分けて考えます。
勤CON管|工事別の時間を管理したい会社に
勤CON管は、建設・工事業向けの勤怠サービスです。工事を選んで出退勤を入力し、同日の現場移動も記録できます。残業・休暇の申請や承認、ガリバーシリーズとの連携も案内されています。
工事別の集計を重視する会社や、ガリバーシリーズを使っている会社の候補になります。現場間の移動時間は移動元か移動先に含める運用のため、自社の管理方法に合うかをデモで確認しましょう。
建設業の勤怠管理で外せない3つの確認
1. 直行直帰の日に、どこから記録するか
現場で使うスマホから、出勤と退勤を実際に操作します。位置情報を使うなら、端末の許可設定や通信状況も確認。GPS付きという表示だけで、現場で使えると決めないことが大切です。
2. 現場別の時間と、個人の勤務時間を両方見られるか
午前にA現場、午後にB現場へ移る日を入力してみます。A・Bそれぞれの時間と、本人の1日の勤務時間を追えるかを確認してください。打刻場所が残る機能と、現場別に集計する機能は同じではありません。
3. 締め後のデータを、誰が何に使うか
給与計算に渡すなら、社員番号・休暇・残業など必要な項目を確認します。CSV出力があっても、給与ソフト側で取り込めるとは限りません。サンプルを出力し、担当者と確認すると確実です。
日報や人工だけで、労働時間を決めない
日報に「A現場・1人工」と書かれていても、始業・終業の時刻は分かりません。人工は原価や請求の計算に使う量、勤怠は従業員の労働時間を把握する記録です。
厚生労働省のガイドラインでは、始業・終業時刻は、原則として使用者の現認か、タイムカードなどの客観的な記録をもとに確認します。やむを得ず自己申告で管理する場合も、実態と合っているかの確認や必要な補正が求められます。日報の提出だけで労働時間の管理が完了すると考えず、時刻・休憩・訂正を確認できる運用にしましょう。
ゲンリーが合うのは、報告の入口をLINEにそろえたい会社
職人には日報アプリ、勤怠には別のアプリ。操作先が増えると、教える内容も増えます。すでにLINEで業務連絡をしているなら、ゲンリーで日報と出退勤の入口をそろえる方法があります。
- 職人は普段のLINEから日報・出退勤を報告する
- 管理者は日報の内容と集計した出勤簿を確認する
- 確認済みの出勤簿をExcel・CSV・PDFで出力する
ライトは管理者2名までで、職人・協力会社の登録数は無制限です。全プランの2ヶ月無料トライアルを使い、入力する人と給与・集計の担当者で確かめましょう。日報データの集計活用と、給与ソフトへの自動連携は分けて確認します。
建設業向け勤怠管理アプリのよくある質問
Q.従業員が少なくても有料アプリを使う意味はありますか?
人数より、集計や確認にかかる作業で判断します。毎月タイムカードを転記しているなら、締め日まで試す価値があります。1人単価の製品と定額の製品では、必要人数を入れた総額を比較してください。
Q.GPS打刻を使えば、自動で現場別に集計できますか?
必ずしもそうではありません。位置情報を記録するだけの機能と、選択した現場ごとに時間を集計する機能は異なります。同日に複数現場を回る例で確認しましょう。
Q.日報と勤怠は同じサービスにまとめるべきですか?
入力と転記を減らせるなら、まとめる利点があります。給与計算や休暇管理の要件が複雑な場合は、勤怠専門サービスとの組み合わせも候補です。どちらを原本にするか、どのデータを受け渡すかを決めてから運用します。
現場で記録し、締め日に使えるかで選ぶ
勤怠アプリは、出退勤の操作だけでなく、現場移動・訂正・月末の出力まで試して選びましょう。日報と勤怠をLINEから集めたい会社にはゲンリーが候補です。まず一つの現場で始め、今の集計表と比べると使いやすさを判断できます。








